Instagramの投稿数はフォロワー数にどう影響するか?プレミアリーグの事例を徹底比較!
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1 1.プレミアリーグ公式アカウントの紹介
2 2.2015-16シーズンのプレミアリーグ順位表
3 3.プレミアリーグクラブのインスタグラムアカウント(フォロワー数ランキング)
4 4.フォロワー数と投稿数の関係性を探る
4.1 4-1.全20クラブのデータ
4.2 4-2.15クラブのデータ(5つの巨大クラブを除外)
4.3 4-3.13クラブのデータ(5つの巨大クラブと2つの人気クラブを除外)
5 5.まとめ
5.1 この記事を読んだあなたにおすすめ
1.プレミアリーグ公式アカウントの紹介
"Instagram 20211015-1054-1"
プレミアリーグ公式アカウント(https://www.instagram.com/premierleague/)では、動画も含め様々な情報を発信しています。フォロワー数は600万人を超えており、毎回の投稿に10万件弱のいいねがつく人気アカウントです。ここではこのアカウントを深く見ていきませんが、多数のいいねを集める投稿には何かしらの共通点があるのではないでしょうか。
プレミアリーグに注目した理由は、日本からの注目が高まっているからです。岡崎選手の所属するレスターがビッグクラブを抑えて優勝したことは、日本でも大きな話題となりました。そんなジャイアントキリングの起きたリーグのインスタグラムを見ていきます。
2.2015-16シーズンのプレミアリーグ順位表
"Instagram 20211015-1054-2"
順位表を確認しておきましょう。優勝はレスターです。マンC、マンU、チェルシーといったビッグクラブが優勝争いをすることなく終わってしまいました。
"Instagram 20211015-1054-3"
フォロワー数が多い順です。(2016/05/27時点)世界で1番人気と言われるマンチェスター・ユナイテッドがフォロワー数TOPとなりました。2位以下もアーセナル、チェルシーとビッグクラブが続きます。
4.フォロワー数と投稿数の関係性を探る
本題に入ります。インスタグラムアカウント運用の基本は「投稿」です。投稿数とフォロワー数の相関関係を探ってみます。
4-1.全20クラブのデータ
"Instagram 20211015-1054-4"
全20クラブのフォロワー数と投稿数を散布図にしました。相関係数は0.61なので、相関があるという結果が出ました。フォロワー数上位5つのクラブ(マンU・アーセナル・チェルシー・マンC・リヴァプール)は他15のクラブと比較して数値が大きすぎるので、5つを除外してみます。
4-2.15クラブのデータ(5つの巨大クラブを除外)
"Instagram 20211015-1054-5"
上位5つを除外した散布図は上のようになりました。相関係数は0.40なので、全20クラブのときよりも相関が弱いという結果になりました。この図だと明らかにレスターとトッテナムが異常値として見えるので、さらにその2つを除外してみます。
4-3.13クラブのデータ(5つの巨大クラブと2つの人気クラブを除外)
"Instagram 20211015-1054-6"
13クラブのデータとなり、標本数は減ってしまいましたが相関係数は0.84と高い数値が出ました。世界的にファンの多い(個人的な感覚ですが)7つのクラブを除外してみると、投稿数とフォロワー数には正の相関があるという結果が出ました。
5.まとめ
アカウント運用をする際、フォロワー数を増やすという目標を掲げている場合も少なく無いと思います。今回のデータでは、ビッグクラブを除いた13クラブでは投稿数とフォロワー数に正の相関関係が見られました。標本数が13しかないので、統計学的に有意なものかはわかりませんが、既存のファンの数に大差がない場合は投稿数によってフォロワー数に差がでるものと思われます。